ダビデの子 ヱルサレムの王 傳道󠄃者の言
The words of the Preacher, the son of David, king in Jerusalem.
king
〔列王紀略上11章43節〕43 ソロモン
其父󠄃祖と
偕に
寢りて
其父󠄃ダビデの
城に
葬らる
其子レハベアム
之に
代て
王となれり
〔歴代志略下10章17節〕17 但しユダの
邑々に
住󠄃るイスラエルの
子孫の
上にはレハベアムなほ
王たりき~
(19) 是のごとくイスラエルはダビデの
家に
背きて
今日にいたる 〔歴代志略下10章19節〕
the Preacher
〔ネヘミヤ記6章7節〕7 また
汝は
預言者を
設けて
汝の
事をヱルサレムに
宣しめユダに
王ありと
言しむといひ
傳ふ
恐くはその
事この
言のごとく
王に
聞えん
然ば
汝いま
來れ
我ら
共に
相議らんと
〔詩篇40章9節〕9 われ
大なる
會にて
義をつげしめせり
視よわれ
口唇をとぢず ヱホバよなんぢ
之をしりたまふ
〔傳道之書7章27節〕27 傳道󠄃者言ふ
視よ
我その
數を
知んとして
一々に
算へてつひに
此事を
了る
〔傳道之書12章8節〕8 傳道󠄃者云ふ
空󠄃の
空󠄃なるかな
皆空󠄃なり
~
(10) 傳道󠄃者は
務めて
佳美き
言詞を
求めたり その
書しるしたる
者は
正直して
眞實の
言語なり
〔傳道之書12章10節〕
〔イザヤ書61章1節〕1 主ヱホバの
靈われに
臨めり こはヱホバわれに
膏をそそぎて
貧󠄃きものに
福音󠄃をのべ
傳ふることをゆだね
我をつかはして
心の
傷める
者をいやし
俘囚にゆるしをつげ
縛められたるものに
解放をつげ
〔ヨナ書3章2節〕2 起󠄃てかの
大なる
府ニネベに
徃きわが
汝に
命ずるところを
宣よ
〔ペテロ後書2章5節〕5 また
古き
世を
容さずして、ただ
義の
宣傅者なるノアと
他の
七人とをのみ
護り、
敬虔ならぬ
者の
世に
洪水を
來らせ、
傳道󠄃者言く 空󠄃の空󠄃 空󠄃の空󠄃なる哉 都て空󠄃なり
Vanity of vanities, saith the Preacher, vanity of vanities; all is vanity.
(Whole verse)
〔詩篇39章5節〕5 觀よなんぢわがすべての
日を
一掌にすぎさらしめたまふ わがかいのち
主前󠄃にてはなきにことならず
實にすべての
人は
皆その
盛時だにもむなしからざるはなし セラ
〔詩篇39章6節〕6 人の
世にあるは
影にことならず その
思ひなやむことはむなしからざるなし その
積蓄ふるものはたが
手にをさまるをしらず
〔詩篇62章9節〕9 實にひくき
人はむなしくたかき
人はいつはりなり すべてかれらを
權衡におかば
上にあがりて
虛しきものよりも
輕きなり
〔詩篇62章10節〕10 暴虐󠄃をもて
恃とするなかれ
掠奪ふをもてほこるなかれ
富のましくははる
時はこれに
心をかくるなかれ
〔傳道之書2章11節〕11 我わが
手にて
爲たる
諸の
事業および
我が
勞して
事を
爲たる
勞苦を
顧󠄃みるに
皆空󠄃にして
風を
捕ふるが
如くなりき
日の
下には
益となる
者あらざるなり
〔傳道之書2章15節〕15 我心に
謂けらく
愚者の
遇󠄃ふところの
事に
我もまた
遇󠄃ふべければ
我なんぞ
智慧󠄄のまさる
所󠄃あらんや
我また
心に
謂り
是も
亦空󠄃なるのみと
〔傳道之書2章17節〕17 是に
於て
我世にながらふることを
厭へり
凡そ
日の
下に
爲ところの
事は
我に
惡く
見ればなり
即ち
皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書2章19節〕19 其人の
智愚は
誰かこれを
知らん
然るにその
人は
日の
下に
我が
勞して
爲し
智慧󠄄をこめて
爲たる
諸の
工作を
管理るにいたらん
是また
空󠄃なり
〔傳道之書2章21節〕21 今茲に
人あり
智慧󠄄と
知識と
才能をもて
勞して
事をなさんに
終󠄃には
之がために
勞せざる
人に
一切を
遺󠄃してその
所󠄃有となさしめざるを
得ざるなり
是また
空󠄃にして
大に
惡し
〔傳道之書2章23節〕23 その
世にある
日には
常に
憂患あり その
勞苦は
苦し その
心は
夜の
間も
安んずることあらず
是また
空󠄃なり
〔傳道之書2章26節〕26 神はその
心に
適󠄄ふ
人には
智慧󠄄と
知識と
喜樂を
賜ふ
然れども
罪を
犯す
人には
勞苦を
賜ひて
斂めかつ
積ことを
爲さしむ
是は
其を
神の
心に
適󠄄ふ
人に
與へたまはんためなり
是もまた
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書3章19節〕19 世の
人に
臨むところの
事はまた
獸にも
臨む この
二者に
臨むところの
事は
同一にして
是も
死ば
彼も
死るなり
皆同一の
呼吸に
依れり
人は
獸にまさる
所󠄃なし
皆空󠄃なり
〔傳道之書4章4節〕4 我また
諸の
勞苦と
諸の
工事の
精巧とを
觀るに
是は
人のたがひに
嫉みあひて
成せる
者たるなり
是も
空󠄃にして
風を
捕ふるが
如し
〔傳道之書5章10節〕10 銀を
好む
者は
銀に
飽󠄄こと
無し
豐富ならんことを
好む
者は
得るところ
有らず
是また
空󠄃なり
〔傳道之書6章11節〕11 衆多の
言論ありて
虛浮き
事を
增す
然ど
人に
何の
益あらんや
〔傳道之書11章8節〕8 人多くの
年生ながらへてその
中凡て
幸福なるもなほ
幽暗󠄃の
日を
憶ふべきなり
其はその
數も
多かるべければなり
凡て
來らんところの
事は
皆空󠄃なり
〔傳道之書11章10節〕10 然ば
汝の
心より
憂を
去り
汝の
身より
惡き
者を
除け
少き
時と
壯なる
時はともに
空󠄃なればなり
〔ロマ書8章20節〕20 造󠄃られたるものの
虛無に
服󠄃せしは、
己が
願によるにあらず、
服󠄃せしめ
給ひし
者によるなり。
日の下に人の勞して爲ところの諸の動作はその身に何の益かあらん
What profit hath a man of all his labour which he taketh under the sun?
profit
〔箴言23章4節〕4 富を
得んと
思煩らふこと
勿れ
自己の
明哲を
恃むこと
勿れ
〔箴言23章5節〕5 なんぢ
虛しきに
歸すべき
者に
目をとむるか
富はかならず
自ら
翅を
生じて
鷲のごとく
天に
飛さらん
〔傳道之書2章22節〕22 夫人はその
日の
下に
勞して
爲ところの
諸の
動作とその
心勞によりて
何の
得ところ
有るや
〔傳道之書3章9節〕9 働く
者はその
勞して
爲ところよりして
何の
益を
得んや
〔傳道之書5章16節〕16 人は
全󠄃くその
來りしごとくにまた
去ゆかざるを
得ず
是また
患の
大なる
者なり
抑風を
追󠄃て
勞する
者何の
益をうること
有んや
〔イザヤ書55章2節〕2 なにゆゑ
糧にもあらぬ
者のために
金をいだし
飽󠄄ことを
得ざるもののために
勞するや われに
聽從へ さらばなんぢら
美物をくらふをえ
脂をもてその
靈魂をたのしまするを
得ん
〔ハバクク書2章13節〕13 諸の
民は
火のために
勞し
諸の
國人は
虛空󠄃事のために
疲る
是は
萬軍のヱホバより
出る
者ならずや
〔ハバクク書2章18節〕18 雕像はその
作者これを
刻みたりとて
何の
益あらんや
又󠄂鑄像および
僞師は
語はぬ
偶像なればその
像の
作者これを
作りて
賴むとも
何の
益あらんや
〔マタイ傳16章26節〕26 人、
全󠄃世界を
贏くとも、
己が
生命を
損せば、
何の
益あらん、
又󠄂その
生命の
代に
何を
與へんや。
〔マルコ傳8章36節〕36 人、
全󠄃世界を
贏くとも、
己が
生命を
損せば、
何の
益あらん、
〔ヨハネ傳6章27節〕27 朽つる
糧のためならで
永遠󠄄の
生命にまで
至る
糧のために
働け。これは
人の
子の
汝らに
與へんと
爲るものなり、
父󠄃なる
神は
印して
彼を
證し
給ひたるに
因る』
under
〔傳道之書2章11節〕11 我わが
手にて
爲たる
諸の
事業および
我が
勞して
事を
爲たる
勞苦を
顧󠄃みるに
皆空󠄃にして
風を
捕ふるが
如くなりき
日の
下には
益となる
者あらざるなり
〔傳道之書2章19節〕19 其人の
智愚は
誰かこれを
知らん
然るにその
人は
日の
下に
我が
勞して
爲し
智慧󠄄をこめて
爲たる
諸の
工作を
管理るにいたらん
是また
空󠄃なり
〔傳道之書4章3節〕3 またこの
二者よりも
幸なるは
未だ
世にあらずして
日の
下におこなはるる
惡事を
見ざる
者なり
〔傳道之書5章18節〕18 視よ
我は
斯觀たり
人の
身にとりて
善かつ
美なる
者は
神にたまはるその
生命の
極食󠄃飮をなし
且その
日の
下に
勞して
働ける
勞苦によりて
得るところの
福祿を
身に
享るの
事なり
是その
分󠄃なればなり
〔傳道之書6章12節〕12 人はその
虛空󠄃き
生命の
日を
影のごとくに
送󠄃るなり
誰かこの
世において
如何なる
事か
人のために
善き
者なるやを
知ん
誰かその
身の
後に
日の
下にあらんところの
事を
人に
吿うる
者あらんや
〔傳道之書7章11節〕11 智慧󠄄の
上に
財產をかぬれば
善し
然れば
日を
見る
者等に
利益おほかるべし
〔傳道之書8章15節〕15 是に
於て
我喜樂を
讃む
其は
食󠄃飮して
樂むよりも
好き
事は
日の
下にあらざればなり
人の
勞して
得る
物の
中是こそはその
日の
下にて
神にたまはる
生命の
日の
間その
身に
離れざる
者なれ
~
(17) 我神の
諸の
作爲を
見しが
人は
日の
下におこなはるるところの
事を
究むるあたはざるなり
人これを
究めんと
勞するもこれを
究むることを
得ず
且又󠄂智者ありてこれを
知ると
思ふもこれを
究むることあたはざるなり 〔傳道之書8章17節〕
〔傳道之書9章3節〕3 諸の
人に
臨むところの
事の
同一なるは
是日の
下におこなはるる
事の
中の
惡き
者たり
抑人の
心には
惡き
事充をり その
生る
間は
心に
狂妄を
懷くあり
後には
死者の
中に
徃くなり
〔傳道之書9章6節〕6 またその
愛も
惡も
嫉も
旣に
消󠄃うせて
彼等は
日の
下におこなはるる
事に
最早何時までも
關係ことあらざるなり
〔傳道之書9章13節〕13 我日の
下に
是事を
觀て
智慧󠄄となし
大なる
事となせり
世は去り世は來る 地は永久に長存なり
One generation passeth away, and another generation cometh: but the earth abideth for ever.
One generation
〔創世記5章3節〕3 アダム百三十
歳に
及びて
其像に
循ひ
己に
象て
子を
生み
其名をセツと
名けたり~
(31) レメクの
齡は
都合七百七十七
歳なりき
而して
死り
〔創世記5章31節〕
〔創世記11章20節〕20 リウ三十二
歳におよびてセルグを
生り~
(32) テラの
齡は二百五
歳なりきテラはハランにて
死り 〔創世記11章32節〕
〔創世記36章9節〕9 セイル
山にをりしエドミ
人の
先祖エサウの
傳はかくのごとし~
(19) 是等はエサウすなはちエドムの
子孫にしてその
侯たる
者なり
〔創世記36章19節〕
〔創世記47章9節〕9 ヤコブ、パロにいひけるはわが
旅路の
年月は百三十
年にいたる
我が
齡の
日は
僅少にして
且惡かり
未だわが
先祖等の
齡の
日と
旅路の
日にはおよばざるなり
〔出エジプト記1章7節〕7 イスラエルの
子孫饒く
子を
生み
彌增殖え
甚だしく
大に
强くなりて
國に
滿るにいたれり
〔出エジプト記6章16節〕16 レビの
子の
名はその
世代にしたがひて
言ば
左のごとしゲルシヨン、コハテ、メラリ
是なりレビの
齡の
年は百三十七
年なりき~
(27) 彼等はイスラエルの
子孫をエジプトより
導󠄃きいださんとしてエジプトの
王パロに
語りし
者にして
即ち
此モーセとアロンなり
〔出エジプト記6章27節〕
〔詩篇89章47節〕47 ねがはくはわが
時のいかに
短かきかを
思ひたまへ
汝いたづらにすべての
人の
子をつくりたまはんや
〔詩篇89章48節〕48 誰かいきて
死をみず
又󠄂おのがたましひを
陰府より
救ひうるものあらんや セラ
〔詩篇90章9節〕9 われらのもろもろの
日はなんぢの
怒によりて
過󠄃去り われらがすべての
年のつくるは
一息のごとし
〔詩篇90章10節〕10 われらが
年をふる
日は
七十歳にすぎず あるひは
壯やかにして
八十歳にいたらん されどその
誇るところはただ
勤勞とかなしみとのみ その
去ゆくこと
速󠄃かにしてわれらもまた
飛去れり
〔傳道之書6章12節〕12 人はその
虛空󠄃き
生命の
日を
影のごとくに
送󠄃るなり
誰かこの
世において
如何なる
事か
人のために
善き
者なるやを
知ん
誰かその
身の
後に
日の
下にあらんところの
事を
人に
吿うる
者あらんや
〔ゼカリヤ書1章5節〕5 汝らの
父󠄃等は
何處にありや
預言者たち
永遠󠄄に
生んや
but
〔詩篇102章24節〕24 我いへりねがはくはわが
神よわがすべての
日のなかばにて
我をとりさりたまふなかれ
汝のよはひは
世々かぎりなし~
(28) 汝のしもべの
子輩はながらへん その
裔はかたく
前󠄃にたてらるべし 〔詩篇102章28節〕
〔詩篇104章5節〕5 ヱホバは
地を
基のうへにおきて
永遠󠄄にうごくことなからしめたまふ
〔詩篇119章90節〕90 なんぢの
眞實はよろづ
世におよぶ なんぢ
地をかたく
立たまへば
地はつねにあり
〔詩篇119章91節〕91 これらのものはなんぢの
命令にしたがひ
恒にありて
今日にいたる
萬のものは
皆なんぢの
僕なればなり
〔ペテロ後書3章10節〕10 されど
主の
日は
盜人のごとく
來らん、その
日には
天とどろきて
去り、もろもろの
天體は
燒け
崩󠄃れ、
地とその
中にある
工とは
燒け
盡きん。~
(13) されど
我らは
神の
約束によりて
義の
住󠄃むところの
新しき
天と
新しき
地とを
待つ。
〔ペテロ後書3章13節〕
日は出で日は入り またその出し處に喘ぎゆくなり
The sun also ariseth, and the sun goeth down, and hasteth to his place where he arose.
hasteth
〔ヨシュア記10章13節〕13 民その
敵を
擊やぶるまで
日は
止まり
月はやすらひぬ
是はヤシヤルの
書に
記さるゝにあらずや
即ち
日空󠄃の
中にやすらひて
急󠄃ぎ
沒ざりしこと
凡そ一
日なりき
〔ヨシュア記10章14節〕14 是より
先にも
後にもヱホバ
是のごとく
人の
言を
聽いれたまひし
日は
有ず
是時にはヱホバ、イスラエルのために
戰ひたまへり
〔詩篇42章1節〕1 ああ
神よしかの
溪水をしたひ
喘ぐがごとく わが
靈魂もなんぢをしたひあへぐなり
〔ハバクク書3章11節〕11 汝の
奔る
矢の
光のため
汝の
鎗の
電光のごとき
閃燦のために
日月その
住󠄃處に
立とゞまる
sun
〔創世記8章22節〕22 地のあらん
限りは
播種時、
收穫時、
寒熱夏冬および
日と
夜息ことあらじ
〔詩篇19章4節〕4 そのひびきは
全󠄃地にあまねく そのことばは
地のはてにまでおよぶ
神はかしこに
帷幄を
日のためにまうけたまへり~
(6) そのいでたつや
天の
涯よりし その
運󠄃りゆくや
天のはてにいたる
物としてその
和喣をかうぶらざるはなし 〔詩篇19章6節〕
〔詩篇89章36節〕36 その
裔はとこしへにつづきその
座位は
日のごとく
恒にわが
前󠄃にあらん
〔詩篇89章37節〕37 また
月のごとく
永遠󠄄にたてられん
空󠄃にある
證人はまことなり セラ
〔詩篇104章19節〕19 ヱホバは
月をつくりて
時をつかさどらせたまへり
日はその
西にいることをしる~
(23) 人はいでて
工をとりその
勤勞はゆふべにまでいたる 〔詩篇104章23節〕
〔エレミヤ記33章20節〕20 ヱホバかくいふ
汝らもし
我晝につきての
契󠄅約と
我夜につきての
契󠄅約を
破りてその
時々に
晝も
夜もなからしむることをえば
風は南に行き又󠄂轉りて北にむかひ 旋轉に旋りて行き 風復その旋轉る處にかへる。
The wind goeth toward the south, and turneth about unto the north; it whirleth about continually, and the wind returneth again according to his circuits.
The wind
〔ヨブ記37章17節〕17 南風によりて
地の
穩かになる
時なんぢの
衣服󠄃は
熱くなるなり
〔ヨナ書1章4節〕4 時にヱホバ
大風を
海の
上に
起󠄃したまひて
烈しき
颺風海にありければ
舟は
幾んど
破れんとせり
〔マタイ傳7章24節〕24 さらば
凡て
我がこれらの
言をききて
行ふ
者を、
磐の
上に
家をたてたる
慧󠄄き
人に
擬へん。
〔マタイ傳7章27節〕27 雨ふり
流漲り、
風ふきて
其の
家をうてば、
倒れてその
顚倒はなはだし』
〔ヨハネ傳3章8節〕8 風は《[*]》
己が
好むところに
吹く、
汝その
聲を
聞けども、
何處より
來り
何處へ
徃くを
知らず。すべて
靈によりて
生るる
者も
斯のごとし』[*原語「靈」とおなじ。]
〔使徒行傳27章13節〕13 南風徐ろに
吹きたれば、
彼ら
志望󠄇を
得たりとして
錨をあげ、クレテの
岸邊に
沿ひて
進󠄃みたり。~
(15) 之がために
船は
吹き
流され、
風に
向ひて
進󠄃むこと
能はねば、
船は
風の
追󠄃ふに
任す。 〔使徒行傳27章15節〕
河はみな海に流れ入る 海は盈ること無し 河はその出きたれる處に復還󠄃りゆくなり
All the rivers run into the sea; yet the sea is not full; unto the place from whence the rivers come, thither they return again.
return again
無し
the rivers run
〔ヨブ記38章11節〕11 曰く
此までは
來るべし
此を
越べからず
汝の
高浪ここに
止まるべしと
〔詩篇104章6節〕6 衣にておほふがごとく
大水にて
地をおほひたまへり
水たたへて
山のうへをこゆ~
(9) なんぢ
界をたてて
之をこえしめず ふたゝび
地をおほふことなからしむ 〔詩篇104章9節〕
萬の物は勞苦す 人これを言つくすことあたはず 目は見に飽󠄄ことなく耳は聞に充ること無し
All things are full of labour; man cannot utter it: the eye is not satisfied with seeing, nor the ear filled with hearing.
full
〔傳道之書2章11節〕11 我わが
手にて
爲たる
諸の
事業および
我が
勞して
事を
爲たる
勞苦を
顧󠄃みるに
皆空󠄃にして
風を
捕ふるが
如くなりき
日の
下には
益となる
者あらざるなり
〔傳道之書2章26節〕26 神はその
心に
適󠄄ふ
人には
智慧󠄄と
知識と
喜樂を
賜ふ
然れども
罪を
犯す
人には
勞苦を
賜ひて
斂めかつ
積ことを
爲さしむ
是は
其を
神の
心に
適󠄄ふ
人に
與へたまはんためなり
是もまた
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔マタイ傳11章28節〕28 凡て
勞する
者・
重荷を
負󠄅ふ
者、われに
來れ、われ
汝らを
休ません。
〔ロマ書8章22節〕22 我らは
知る、すべて
造󠄃られたるものの
今に
至るまで
共に
嘆き、ともに
苦しむことを。
〔ロマ書8章23節〕23 然のみならず、
御靈の
初の
實をもつ
我らも
自ら
心のうちに
嘆きて
子とせられんこと、
即ちおのが
軆の
贖はれんことを
待つなり。
man
〔傳道之書4章1節〕1 茲に
我身を
轉して
日の
下に
行はるる
諸の
虐󠄃遇󠄃を
視たり
嗚呼虐󠄃げらる
者の
淚ながる
之を
慰むる
者あらざるなり また
虐󠄃ぐる
者の
手には
權力あり
彼等はこれを
慰むる
者あらざるなり~
(4) 我また
諸の
勞苦と
諸の
工事の
精巧とを
觀るに
是は
人のたがひに
嫉みあひて
成せる
者たるなり
是も
空󠄃にして
風を
捕ふるが
如し 〔傳道之書4章4節〕
〔傳道之書7章24節〕24 事物の
理は
遠󠄄くして
甚だ
深し
誰かこれを
究むることを
得ん~
(26) 我了れり
婦󠄃人のその
心羅と
網のごとくその
手縲絏のごとくなる
者は
是死よりも
苦き
者なり
神の
悅びたまふ
者は
之を
避󠄃ることを
得ん
罪人は
之に
執らるべし 〔傳道之書7章26節〕
the eye
〔詩篇63章5節〕5 -6 われ
床にありて
汝をおもひいで
夜の
更るままになんぢを
深くおもはん
時 わがたましひは
髓と
脂とにて
饗さるるごとく
飽󠄄ことをえ わが
口はよろこびの
口唇をもてなんぢを
讃たたへん
〔箴言27章20節〕20 陰府と
沈淪とは
飽󠄄ことなく
人の
目もまた
飽󠄄ことなし
〔箴言30章15節〕15 蛭に
二人の
女あり
與ヘよ
與へよと
呼はる
飽󠄄ことを
知ざるもの
三あり
否な
四あり
皆たれりといはず
〔箴言30章16節〕16 即ち
陰府姙まざる
胎水に
滿されざる
地 足りといはざる
火これなり
〔傳道之書4章8節〕8 茲に
人あり
只獨にして
伴󠄃侶もなく
子もなく
兄弟もなし
然るにその
勞苦は
都て
窮なくの
目は
富に
飽󠄄ことなし
彼また
言ず
嗚呼我は
誰がために
勞するや
何とて
我は
心を
樂ませざるやと
是もまた
空󠄃にして
勞力の
苦き
者なり
〔傳道之書5章10節〕10 銀を
好む
者は
銀に
飽󠄄こと
無し
豐富ならんことを
好む
者は
得るところ
有らず
是また
空󠄃なり
〔傳道之書5章11節〕11 貨財增せばこれを
食󠄃む
者も
增すなり その
所󠄃有主は
唯目にこれを
看るのみ その
外に
何の
益かあらん
〔マタイ傳5章6節〕6 幸福なるかな、
義に
飢󠄄ゑ
渇く
者。その
人は
飽󠄄くことを
得ん。
〔ヨハネ黙示録7章17節〕17 御座の
前󠄃にいます
羔羊は、
彼らを
牧して
生命の
水の
泉にみちびき、
神は
彼らの
目より
凡ての
淚を
拭ひ
給ふべければなり』
曩に有し者はまた後にあるべし 曩に成し事はまた後に成べし 日の下には新しき者あらざるなり
The thing that hath been, it is that which shall be; and that which is done is that which shall be done: and there is no new thing under the sun.
and there
〔イザヤ書43章19節〕19 視よわれ
新しき
事をなさん
頓ておこるべし なんぢら
知ざるべけんや われ
荒野に
道󠄃をまうけ
沙漠に
河をつくらん
〔エレミヤ記31章22節〕22 違󠄇ける
女よ
汝いつまで
流蕩ふやヱホバ
新しき
事を
地に
創造󠄃らん
女は
男を
抱くべし
〔ヨハネ黙示録21章1節〕1 我また
新しき
天と
新しき
地とを
見たり。これ
前󠄃の
天と
前󠄃の
地とは
過󠄃ぎ
去り、
海も
亦なきなり。
〔ヨハネ黙示録21章5節〕5 斯て
御座に
坐し
給ふもの
言ひたまふ『
視よ、われ
一切のものを
新にするなり』また
言ひたまふ『
書き
記せ、これらの
言は
信ずべきなり、
眞なり』
that hath
〔傳道之書3章15節〕15 昔ありたる
者は
今もあり
後にあらん
者は
旣にありし
者なり
神はその
遂󠄅やられし
者を
索めたまふ
〔傳道之書7章10節〕10 昔の
今にまさるは
何故ぞやと
汝言なかれ
汝の
斯る
問をなすは
是智慧󠄄よりいづる
者にあらざるなり
〔ペテロ後書2章1節〕1 されど
民のうちに
僞預言者おこりき、その
如く
汝らの
中にも
僞敎師あらん。
彼らは
滅亡にいたる
異端を
持ち
入れ、
己らを
買ひ
給ひし
主をさへ
否みて
速󠄃かなる
滅亡を
自ら
招くなり。
見よ是は新しき者なりと指て言べき物あるや 其は我等の前󠄃にありし世々に旣に久しくありたる者なり
Is there any thing whereof it may be said, See, this is new? it hath been already of old time, which was before us.
it hath
〔マタイ傳5章12節〕12 喜びよろこべ、
天にて
汝らの
報は
大なり。
汝等より
前󠄃にありし
預言者たちをも、
斯く
責めたりき。
〔マタイ傳23章30節〕30 「
我らもし
先祖の
時にありしならば、
預言者の
血を
流すことに
與せざりしものを」と。~
(32) なんぢら
己が
先祖の
桝目を
充せ。 〔マタイ傳23章32節〕
〔ルカ傳17章26節〕26 ノアの
日にありし
如く、
人の
子の
日にも
然あるべし。~
(30) 人の
子の
顯るる
日にも、その
如くなるべし。 〔ルカ傳17章30節〕
〔使徒行傳7章51節〕51 項强くして
心と
耳とに
割󠄅禮なき
者よ、
汝らは
常に
聖󠄄靈に
逆󠄃ふ、その
先祖たちの
如く
汝らも
然り。
〔テサロニケ前書2章14節〕14 兄弟よ、
汝らはユダヤに
於けるキリスト・イエスにある
神の
敎會に
效ふ
者となれり、
彼らのユダヤ
人に
苦しめられたる
如く、
汝らも
己が
國人に
苦しめられたるなり。~
(16) 我らが
異邦人に
語りて
救を
得させんとするを
拒み、
神を
悅ばせず、かつ
萬民に
逆󠄃ひ、
斯して
常に
己が
罪を
充すなり。
而して
神の
怒は、かれらに
臨みてその
極に
至れり。
〔テサロニケ前書2章16節〕
〔テモテ後書3章8節〕8 彼の
者らはヤンネとヤンブレとがモーセに
逆󠄃ひし
如く、
眞理に
逆󠄃ふもの、
心の
腐れたる
者、また
信仰につきて
棄てられたる
者なり。
己前󠄃のものの事はこれを記憶ることなし 以後のものの事もまた後に出る者これをおぼゆることあらじ
There is no remembrance of former things; neither shall there be any remembrance of things that are to come with those that shall come after.
There is
〔詩篇9章6節〕6 仇はたえはてて
世々あれすたれたり
汝のくつがへしたまへるもろもろの
邑はうせてその
跡だにもなし
〔傳道之書2章16節〕16 夫智者も
愚者と
均しく
永く
世に
記念らるることなし
來らん
世にいたれば
皆早く
旣に
忘らるるなり
嗚呼智者の
愚者とおなじく
死るは
是如何なる
事ぞや
〔イザヤ書41章22節〕22 これを
持來りてわれらに
後ならんとする
事をしめせ そのいやさきに
成るべきことを
示せ われら
心をとめてその
終󠄃をしらん
或はきたらんとする
事をわれらに
聞すべし~
(26) たれか
初よりこれらの
事をわれらに
吿てしらしめたりや たれか
上古よりわれらに
吿てこは
是なりといはしめたりや
一人だに
吿るものなし
一人だに
聞するものなし
一人だになんぢらの
言をきくものなし 〔イザヤ書41章26節〕
〔イザヤ書42章9節〕9 さきに
預言せるところはや
成れり
我また
新しきことをつげん
事いまだ
兆さざるさきに
我まづなんぢらに
聞せんと
われ傳道󠄃者はヱルサレムにありてイスラエルの王たりき
I the Preacher was king over Israel in Jerusalem.
(Whole verse)
〔列王紀略上4章1節〕1 ソロモン
王はイスラエルの
全󠄃地に
王たり~
(19) アモリ
人の
王シホンの
地およびバシヤンの
王オグの
地なるギレアデの
地にはウリの
子ゲベルあり
其地にありし
代官は
唯彼一人のみ
〔列王紀略上4章19節〕
我心を盡し智慧󠄄をもちひて天が下に行はるる諸の事を尋󠄃ねかつ考覈たり此苦しき事件は神が世の人にさづけて之に身を勞せしめたまふ者なり
And I gave my heart to seek and search out by wisdom concerning all things that are done under heaven: this sore travail hath God given to the sons of man to be exercised therewith.
I gave
〔詩篇111章2節〕2 ヱホバのみわざは
大なりすべてその
事跡をしたふものは
之をかんがへ
究む
〔箴言2章2節〕2 斯て
汝の
耳を
智慧󠄄に
傾け
汝の
心をさとりにむけ~
(4) 銀の
如くこれを
探り
祕れたる
寳の
如くこれを
尋󠄃ねば 〔箴言2章4節〕
〔箴言4章7節〕7 智慧󠄄は
第一なるものなり
智慧󠄄をえよ
凡て
汝の
得たる
物をもて
聰明をえよ
〔箴言18章1節〕1 自己を
人と
異にする
者はおのれの
欲するところのみを
求めてすべての
善き
考察にもとる
〔箴言18章15節〕15 哲者の
心は
知識をえ
智慧󠄄ある
者の
耳は
知識を
求む
〔箴言23章26節〕26 わが
子よ
汝の
心を
我にあたへ
汝の
目にわが
途󠄃を
樂しめ
〔傳道之書1章17節〕17 我心を
盡して
智慧󠄄を
知んとし
狂妄と
愚癡を
知んとしたりしが
是も
亦風を
捕ふるがごとくなるを
曉れり
〔傳道之書7章25節〕25 我は
身をめぐらし
心をもちひて
物を
知り
事を
探り
智慧󠄄と
道󠄃理を
索めんとし
又󠄂惡の
愚たると
愚癡の
狂妄たるを
知んとせり
〔傳道之書8章9節〕9 我この
一切の
事を
見また
日の
下におこなはるる
諸の
事に
心を
用ひたり
時としては
此人彼人を
治めてこれに
害󠄅を
蒙らしむることあり
〔傳道之書8章16節〕16 茲に
我心をつくして
智慧󠄄を
知らんとし
世に
爲ところの
事を
究めんとしたり
人は
夜も
晝もその
目をとぢて
眠ることをせざるなり
〔傳道之書8章17節〕17 我神の
諸の
作爲を
見しが
人は
日の
下におこなはるるところの
事を
究むるあたはざるなり
人これを
究めんと
勞するもこれを
究むることを
得ず
且又󠄂智者ありてこれを
知ると
思ふもこれを
究むることあたはざるなり
〔テモテ前書4章15節〕15 なんぢ
心を
傾けて
此等のことを
專ら
務めよ。
汝の
進󠄃步の
明かならん
爲なり。
this sore
〔創世記3章19節〕19 汝は
面に
汗して
食󠄃物を
食󠄃ひ
終󠄃に
土に
歸らん
其は
其中より
汝は
取れたればなり
汝は
塵なれば
塵に
皈るべきなりと
〔傳道之書3章10節〕10 我神が
世の
人にさづけて
身をこれに
勞せしめたまふところの
事件を
視たり
〔傳道之書4章4節〕4 我また
諸の
勞苦と
諸の
工事の
精巧とを
觀るに
是は
人のたがひに
嫉みあひて
成せる
者たるなり
是も
空󠄃にして
風を
捕ふるが
如し
〔傳道之書12章12節〕12 わが
子よ
是等より
訓誡をうけよ
多く
書をつくれば
竟なし
多く
學べば
體疲る
to be exercised
我日の下に作ところの諸の行爲を見たり 嗚呼皆空󠄃にして風を捕ふるがごとし
I have seen all the works that are done under the sun; and, behold, all is vanity and vexation of spirit.
(Whole verse)
〔列王紀略上4章30節〕30 ソロモンの
智慧󠄄は
東洋の
人々の
智慧󠄄とエジプトの
諸の
智慧󠄄よりも
大なりき~
(32) 彼箴言三千を
説り
又󠄂其詩歌は一
千五
首あり 〔列王紀略上4章32節〕
〔詩篇39章5節〕5 觀よなんぢわがすべての
日を
一掌にすぎさらしめたまふ わがかいのち
主前󠄃にてはなきにことならず
實にすべての
人は
皆その
盛時だにもむなしからざるはなし セラ
〔詩篇39章6節〕6 人の
世にあるは
影にことならず その
思ひなやむことはむなしからざるなし その
積蓄ふるものはたが
手にをさまるをしらず
〔傳道之書1章17節〕17 我心を
盡して
智慧󠄄を
知んとし
狂妄と
愚癡を
知んとしたりしが
是も
亦風を
捕ふるがごとくなるを
曉れり
〔傳道之書1章18節〕18 夫智慧󠄄多ければ
憤激多し
知識を
增す
者は
憂患を
增す
〔傳道之書2章11節〕11 我わが
手にて
爲たる
諸の
事業および
我が
勞して
事を
爲たる
勞苦を
顧󠄃みるに
皆空󠄃にして
風を
捕ふるが
如くなりき
日の
下には
益となる
者あらざるなり
〔傳道之書2章17節〕17 是に
於て
我世にながらふることを
厭へり
凡そ
日の
下に
爲ところの
事は
我に
惡く
見ればなり
即ち
皆空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
〔傳道之書2章26節〕26 神はその
心に
適󠄄ふ
人には
智慧󠄄と
知識と
喜樂を
賜ふ
然れども
罪を
犯す
人には
勞苦を
賜ひて
斂めかつ
積ことを
爲さしむ
是は
其を
神の
心に
適󠄄ふ
人に
與へたまはんためなり
是もまた
空󠄃にして
風を
捕ふるがごとし
曲れる者は直からしむるあたはず缺たる者は數をあはするあたはず
That which is crooked cannot be made straight: and that which is wanting cannot be numbered.
crooked
〔ヨブ記11章6節〕6 智慧󠄄の
祕密をなんぢに
示してその
知識の
相倍するを
顯したまはんことを
汝しれ
神はなんぢの
罪よりも
輕くなんぢを
處置したまふなり
〔ヨブ記34章29節〕29 かれ
平󠄃安を
賜ふ
時には
誰か
惡しと
言ふことをえんや
彼面をかくしたまふ
時には
誰かこれを
見るを
得んや
一國におけるも
一人におけるも
凡て
同じ
〔傳道之書3章14節〕14 我知る
凡て
神のなしたまふ
事は
限なく
存せん
是は
加ふべき
所󠄃なく
是は
減すべきところ
無し
神の
之をなしたまふは
人をしてその
前󠄃に
畏れしめんがためなり
〔傳道之書7章12節〕12 智慧󠄄も
身の
護庇となり
銀子も
身の
護庇となる
然ど
智惠はまたこれを
有る
者に
生命を
保しむ
是知識の
殊勝󠄃たるところなり
〔傳道之書7章13節〕13 汝神の
作爲を
考ふべし
神の
曲たまひし
者は
誰かこれを
直くすることを
得ん
〔イザヤ書40章4節〕4 もろもろの
谷はたかくもろもろの
山と
岡とはひくくせられ
曲りたるはなほく
崎嶇はたひらかにせらるべし
〔ダニエル書4章35節〕35 地上の
居民は
凡て
無き
者のごとし
天の
衆群にも
地の
居民にも
彼はその
意󠄃のままに
事をなしたまふ
誰も
彼の
手をおさへて
汝なんぞ
然するやと
言ことを
得る
者なし
〔マタイ傳6章27節〕27 汝らの
中たれか
思ひ
煩ひて《[*]》
身の
長一尺を
加へ
得んや。[*或は「その生命を寸陰も延べ得んや」と譯す。]
wanting
我心の中に語りて言ふ 嗚呼我は大なる者となれり 我より先にヱルサレムにをりしすべての者よりも我は多くの智慧󠄄を得たり 我心は智慧󠄄と知識を多く得たり
I communed with mine own heart, saying, Lo, I am come to great estate, and have gotten more wisdom than all they that have been before me in Jerusalem: yea, my heart had great experience of wisdom and knowledge.
Lo
〔列王紀略上3章12節〕12 視よ
我汝の
言に
循ひて
爲り
我汝に
賢明く
聰慧󠄄き
心を
與ふれば
汝の
先には
汝の
如き
者なく
汝の
後にも
汝の
如き
者興らざるべし
〔列王紀略上3章13節〕13 我亦汝の
求めざる
者即ち
富と
貴とをも
汝に
與ふれば
汝の
生の
涯王等の
中に
汝の
如き
者あらざるべし
〔列王紀略上4章30節〕30 ソロモンの
智慧󠄄は
東洋の
人々の
智慧󠄄とエジプトの
諸の
智慧󠄄よりも
大なりき
〔列王紀略上10章7節〕7 然ど
我來りて
目に
見るまでは
其言を
信ぜざりしが
今視るに
其半󠄃も
我に
聞えざりしなり
爾の
智慧󠄄と
昌盛はわが
聞たる
風聞に
越ゆ
〔列王紀略上10章23節〕23 抑ソロモン
王は
富有と
智慧󠄄に
於て
天下の
諸の
王よりも
大なりければ
〔列王紀略上10章24節〕24 天下皆神がソロモンの
心に
授けたまへる
智慧󠄄を
聽んとてソロモンの
面を
見んことを
求めたり
〔歴代志略下1章10節〕10 我が
此民の
前󠄃に
出入することを
得んために
今我に
智慧󠄄と
智識とを
與へたまへ
斯のごとき
大なる
汝の
民を
誰か
鞫きえんや~
(12) 智慧󠄄と
智識は
已に
汝に
授かれり
我また
汝の
前󠄃の
王等の
未だ
得たること
有ざる
程の
富有と
財寳と
尊󠄅貴とを
汝に
與へん
汝の
後の
者もまた
是のごときを
得ざるべし 〔歴代志略下1章12節〕
〔歴代志略下2章12節〕12 ヒラムまた
言けるは
天地の
造󠄃主なるイスラエルの
神ヱホバは
讃べきかな
彼はダビデ
王に
賢き
子を
與へて
之に
分󠄃別と
才智とを
賦け
之をしてヱホバのために
家を
建てまた
己の
國のために
家を
建ることを
得せしむ
〔歴代志略下9章23節〕23 天下の
諸王みな
神がソロモンの
心に
授けたまへる
智慧󠄄を
聽んとてソロモンの
面を
見んことを
求め
〔傳道之書2章9節〕9 斯我は
大なる
者となり
我より
前󠄃にヱルサレムにをりし
諸の
人よりも
大になりぬ
吾智慧󠄄もまたわが
身を
離れざりき
communed
〔列王紀略下5章20節〕20 神の
人エリシヤの
僕ゲハジいいひけるは
吾が
主人は
此スリア
人ナアマンをいたはりて
彼が
手に
携へきたれるものを
受ざりしがヱホバは
活くわれ
彼のあとを
追󠄃かけて
彼より
少く
物をとらんと
〔詩篇4章4節〕4 なんぢら
愼みをののきて
罪ををかすなかれ
臥床にておのが
心にかたりて
默せ セラ
〔詩篇77章6節〕6 われ
夜わが
歌をむもひいづ
我わが
心にてふかくおもひわが
靈魂はねもころに
尋󠄃ねもとむ
〔イザヤ書10章7節〕7 されどアツスリヤ
人のこころざしは
斯のごとくならず その
心の
念もまた
斯のごとくならず そのこころは
敗壞をこのみ あまたの
國をほろぼし
絕ん~
(14) わが
手もろもろの
民のたからを
得たりしは
巢をとるが
如く また
天が
下を
取收めたりしは
遺󠄃しすてたる
卵をとりあつむるが
如くなりき あるひは
翼をうごかし あるひは
口をひらき あるひは
喃々する
者もなかりしなりと
〔イザヤ書10章14節〕
〔エレミヤ記22章14節〕14 彼いふ
我己の
爲に
廣厦と
凉しき
樓をつくり
又󠄂己の
爲に
窓を
造󠄃り
香柏をもて
之を
蔽ひ
赤く
之を
塗んと
〔エゼキエル書38章10節〕10 主ヱホバかくいひたまふ
其日に
汝の
心に
思想おこり
惡き
謀計をくはだてて
〔エゼキエル書38章11節〕11 言ん
我平󠄃原の
邑々にのぼり
穩にして
安然に
住󠄃る
者等にいたらん
是みな
石垣なくして
居り
關も
門もあらざる
者なりと
〔ダニエル書4章30節〕30 王すなはち
語りて
言ふ
此大なるバビロンは
我が
大なる
力をもて
建て
京城となし
之をもてわが
威光を
耀かす
者ならずや
great experience of
〔ヘブル書5章14節〕14 堅き
食󠄃物は
智力を
練習して
善惡を
辨ふる
成人の
用ふるものなり。
我心を盡して智慧󠄄を知んとし狂妄と愚癡を知んとしたりしが 是も亦風を捕ふるがごとくなるを曉れり
And I gave my heart to know wisdom, and to know madness and folly: I perceived that this also is vexation of spirit.
I gave
〔傳道之書1章13節〕13 我心を
盡し
智慧󠄄をもちひて
天が
下に
行はるる
諸の
事を
尋󠄃ねかつ
考覈たり
此苦しき
事件は
神が
世の
人にさづけて
之に
身を
勞せしめたまふ
者なり
〔傳道之書2章3節〕3 我心に
智慧󠄄を
懷きて
居つつ
酒をもて
肉身を
肥さんと
試みたり
又󠄂世の
人は
天が
下において
生涯如何なる
事をなさば
善らんかを
知んために
我は
愚なる
事を
行ふことをせり
〔傳道之書2章12節〕12 我また
身を
轉らして
智慧󠄄と
狂妄と
愚癡とを
觀たり
抑王に
嗣ぐところの
人は
如何なる
事を
爲うるや その
旣になせしところの
事に
過󠄃ざるべし
〔傳道之書7章23節〕23 我智慧󠄄をもてこの
一切の
事を
試み
我は
智者とならんと
謂たりしが
遠󠄄くおよばざるなり~
(25) 我は
身をめぐらし
心をもちひて
物を
知り
事を
探り
智慧󠄄と
道󠄃理を
索めんとし
又󠄂惡の
愚たると
愚癡の
狂妄たるを
知んとせり 〔傳道之書7章25節〕
I perceived
〔傳道之書2章10節〕10 凡そわが
目の
好む
者は
我これを
禁ぜす
凡そわが
心の
悅ぶ
者は
我これを
禁ぜざりき
即ち
我はわが
諸の
勞苦によりて
快樂を
得たり
是は
我が
諸の
勞苦によりて
得たるところの
分󠄃なり
〔傳道之書2章11節〕11 我わが
手にて
爲たる
諸の
事業および
我が
勞して
事を
爲たる
勞苦を
顧󠄃みるに
皆空󠄃にして
風を
捕ふるが
如くなりき
日の
下には
益となる
者あらざるなり
夫智慧󠄄多ければ憤激多し 知識を增す者は憂患を增す
For in much wisdom is much grief: and he that increaseth knowledge increaseth sorrow.
For in
〔ヨブ記28章28節〕28 また
人に
言たまはく
視よ
主を
畏るるは
是智慧󠄄なり
惡を
離るるは
明哲なり
〔傳道之書2章15節〕15 我心に
謂けらく
愚者の
遇󠄃ふところの
事に
我もまた
遇󠄃ふべければ
我なんぞ
智慧󠄄のまさる
所󠄃あらんや
我また
心に
謂り
是も
亦空󠄃なるのみと
〔傳道之書7章16節〕16 汝義に
過󠄃るなかれまた
賢に
過󠄃るなかれ
汝なんぞ
身を
滅すべけんや
〔傳道之書12章12節〕12 わが
子よ
是等より
訓誡をうけよ
多く
書をつくれば
竟なし
多く
學べば
體疲る
〔傳道之書12章13節〕13 事の
全󠄃體の
皈する
所󠄃を
聽べし
云く
神を
畏れその
誡命を
守れ
是は
諸の
人の
本分󠄃たり
〔コリント前書3章18節〕18 誰も
自ら
欺くな。
汝等のうち
此の
世にて
自ら
智しと
思ふ
者は、
智くならんために
愚なる
者となれ。~
(20) また『
主は
智者の
念の
虛しきを
知り
給ふ』とあるが
如し。 〔コリント前書3章20節〕
〔ヤコブ書3章13節〕13 汝等のうち
智くして
慧󠄄き
者は
誰なるか、その
人は
善き
行狀により
柔和なる
智慧󠄄をもて
行爲を
顯すべし。~
(17) されど
上よりの
智慧󠄄は
第一に
潔󠄄よく、
次に
平󠄃和・
寛容・
溫順また
憐憫と
善き
果とに
滿ち、
人を
偏󠄃り
視ず、
虛僞なきものなり。 〔ヤコブ書3章17節〕